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大地の成り立ち
地球(ジオ)-生態系(エコ)-人間社会(ソシオ)のつながりを考える上で,地球の成り立ちを明らかにすることは重要です.ジオ研究領域では野外での地質調査や実験室での岩石の分析から,それらの成り立ちを明らかにする研究を行っています.
大学院生の研究例:但馬御火浦の地質調査と地域への還元
大地と人との関連
過去から現在に至るまでに,人類は地球の活動が生み出した岩石を資源として活用し,文化を培ってきました.先人が活用した岩石(石材)が他の地域とどのようにつながるのか,文化の形成と地質がどのように結びつくのかを解明する研究を進めています.
大学院生の研究例:岩石学的視点からみた兵庫県但馬地域〜北部の近世・近代石造物〜
防災・減災
地震や地滑りやなどは私たちの暮らしに大きな影響を与えます.地域の災害や減災に関するデータを蓄積し,それらを地域の方々と共有していくことは私たちが地球と仲良く生きていく上で
重要な取り組みです.
大学院生の研究例:風化土壌厚の簡易測定と防災意識に関する意識調査
教育
地球の活動はその壮大さが魅力の一つですが,壮大すぎるためになかなか理解することが難しい場合があります.「わかりやすく人に伝える」ために,
地球科学に関する現象を扱った教材開発や普及活動を実践しています.
大学院生の研究例:マグマ粘性を理解するためのモデル教材開発
ジオパーク
地域に存在する地質や地形などの資源を適切に管理しながら,教育や観光(ツーリズム)などで活用していく取り組みが「ジオパーク」です.日本国内や世界各地でジオパークの取り組みが進められています.ジオ研究領域では山陰海岸ジオパークをはじめとした国内・国外のジオパークと連携しながら,教育・研究活動を進めています.
大学院生の研究例:山陰海岸ジオパークにおける滝の分類と形成メカニズム
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